在宅ワークを始めて、母のそばにすぐ駆けつけられる暮らしになりました。
でも、ひとつだけ「お金」の面で困ったことがありました。それが、急な帰省のときの航空券代です。
早割なんて、使えるわけがない
航空券って、早く予約すればするほど安くなりますよね。いわゆる「早割」です。
でも、急な帰省にそんなものは使えません。
「今日、明日帰らなきゃ」というときに、数か月前の安い料金で買えるはずがない。
だから以前の私は、直前でも取れる便を探して、ほぼ定価で航空券を買っていました。できるだけ安い便を探しているつもりでも、直前の航空券はやっぱり高い。
下手をすると、在宅ワークのひと月分の収入に近いくらいの出費になることもあります。
帰省するたびに、お財布がきゅーっと寒くなる。これが、思った以上にこたえました。
「マイル」の存在は、ずっと知っていたのに
お恥ずかしい話なんですけどね。
実は私、「マイル」というものがあることは、昔から知っていました。買い物やカード払いでコツコツ貯めると、そのマイルで飛行機に乗れる。そういう仕組みがあることも、なんとなくは知っていました。
知ってはいたのに、「やり方がよくわからない」「なんだか面倒くさそう」と思って、ずーっと先延ばしにしていました。アナログ人間の、いつもの悪い癖です。
こんなことを書くと、「そんなの誰でも知ってるよ」って思われるかもしれません。知っている人からすれば、当たり前のことなんですよね。
でも私は、「そのうち調べよう」「今じゃなくてもいいか」と思いながら、何年もそのままにしてきました。
会社を辞めて、やっと重い腰を上げた
結局、私がマイルを始めたのは、会社を辞めたのと同じタイミングでした。
やってみれば、なんてことはありません。マイルが貯まるカードにして、支払いをできるだけそのカードにまとめるだけ。
食料品も、日用品も、電気代も。「何を買うにもそのカード」を続けていたら、気づけば少しずつマイルが貯まっていました。
それ以来、急な帰省のときも、マイルが使えるかどうかをまず確認するように。使えるときは使う。使えないときは、無理せず普通に航空券を買う。
それだけでも、気持ちがかなり楽になりました。
ただし、マイルは万能じゃありません
ここまで読むと、「じゃあマイルさえあれば、急な帰省も安心ね」と思われるかもしれません。
でも、そううまくはいかないのがマイルの難しいところです。特典航空券は、空席があれば必ず取れるわけではありません。マイルで取れる席には限りがあります。
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、三連休。混み合う時期は、やっぱり取りにくくなります。
急な帰省って、こちらの都合のいい時期に起きてくれるとは限りません。だから私は、マイルだけに頼り切らないようにしています。
帰る予定が決まったら、まずはマイルで取れる便を確認する。取れなければ、現金で買うことも考える。
このくらいの心づもりでいます。
それでも、普段の帰省の多くはマイルで助かっているので、始めて本当によかったと思っています。
なんで、もっと早く始めなかったんだろう
今になって、つくづく思います。なんで、もっと早く始めなかったんだろう、と。
知っていたのに。必要になることも、なんとなくわかっていたのに。
「やり方がわからない」「面倒くさそう」
そう思って先延ばしにして、そのまま何年も過ぎていました。
これ、在宅ワークの時とまったく同じなんですよね。
30年も前から興味があったのに、「やり方がわからない」「怖い」と言い訳して、なかなか踏み出せなかった在宅ワーク。
マイルも同じで、始める前は難しそうに見えていただけでした。
でも実際にやってみたら、思っていたより難しくありませんでした。もっと早く始めればよかった。今は素直にそう思っています。
おわりに
もし今、「気になっているけど、やり方がわからない」「なんだか面倒くさそう」と思って先延ばしにしていることがあるなら。
一度だけ、調べてみるのもいいかもしれません。
やってみたら、思っていたより簡単なこともあります。私にとってのマイルも、そのひとつでした。
一歩だけ踏み出してみる価値はあると思います。54歳の私でも、ちゃんと間に合いましたから。
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