母が急入院。在宅ワークだったから飛んで帰れた

在宅ワークを始めた理由の一つに、遠くに一人で暮らす母のことがある。

いつ何があってもすぐに駆けつけられる働き方がしたい。それが在宅ワークを選んだ大きな理由だった。

そしてその判断が、本当に正しかったと実感する出来事があった。

急な入院の連絡が来た

ある日の朝、母から連絡が来た。入院することになったという。

迷わず帰ろうと思った。

母が住んでいるのは飛行機で帰らないといけない距離だ。出勤型の仕事をしていたら、2週間は休まなければいけない。きっと辞めることになっていたと思う。

でも今は在宅ワークだ。パソコンとWi-Fi環境さえあればどこでも仕事ができる。帰ることをためらう理由がなかった。

朝に連絡をもらったので、その日の夕方の便で帰ることができた。

実は、いつ何があってもすぐに帰れるように、スーツケースにある程度必要なものを入れて準備してある。遠くに母を一人残している以上、こういう日がいつか来るかもしれないと思っていたからだ。その備えもあって、連絡をもらってからすぐに動くことができた。

在宅ワークでなければ、仕事の調整や引き継ぎで何日もかかっていたかもしれない。それだけで、どれだけ気持ちが楽だったか。

クライアントには事前に了解を得ていた

就業場所は自宅で契約していたので、クライアントには帰省のことを伝えた。

実は最初の契約のときに、こういうことがあるかもしれないと伝えて、自宅以外で仕事をする場合があっても大丈夫か確認していた。

「納期さえ守ってもらえれば問題ない」という返事をもらっていたので、安心して帰ることができた。

在宅ワークを始めるとき、こういった事情を事前に確認しておいて本当に良かったと思った。もし確認していなかったら、帰省しながら仕事をすることに後ろめたさを感じていたかもしれない。

3週間、母のそばにいた

帰省は3週間になった。実家に泊まりながら、毎日母のそばにいた。

昼間は病院に行くことができたので、仕事は主に夜にした。

納期さえ守れば時間は自分で決められる。昼間を母のために使えて、夜に仕事をする。そのサイクルが自然にできた。

在宅ワークの強みをこれほど実感したことはなかった。

自宅に残してきた家族のことは心配だった。でも、母を一人にしておく方がもっと心配だった。

そばにいるという選択ができたことが、何よりありがたかった。

母の顔を見て良かったと思った

母は一人で不安だったらしく、私が来てとても安心して喜んでくれた。

その顔を見て、そばにいてあげられて本当に良かったと思った。

出勤型の仕事をしていたら、こんなに長くそばにいることはできなかった。母の不安そうな顔を遠くから心配するだけだったかもしれない。

退院したとき、ほっとした

母が退院したとき、本当にほっとした。

またこういうことがないに越したことはない。

でも同時に、また同じようなことがあってもこうやって駆けつけることができると分かった。それだけで、気持ちに余裕ができた。

いざとなれば飛んで帰れる。その安心感は、在宅ワークを続けていく上での大きな支えになっている。

在宅ワークは自分に合っていると思った

自分や家族のとっさの出来事に対応しやすい。それが在宅ワークの一番の強みだと思っている。

収入が安定しないこともある。孤独を感じることもある。

それでも在宅ワークを選んでいて良かったと、心から思った出来事だった。

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この記事を書いた人

50代から在宅ワークに挑戦中。遠方で暮らす母のことをきっかけに働き方を見直しました。在宅ワークの体験や学んだことを発信しています。